[ベトナム][サッカー]タクシー難民

siam_breeze@モバイル/HTC Kaiserです。

My Dinhスタジアムはタクシー難民になってしまうところですが、なんと私たちもタクシー難民に(笑)。

Hanoiタクシーで往復予約をしていたのですが、なんと帰りのタクシーがやってきませんでした。
行きも帰りも同じタクシーで予約。
タクシーナンバーもドライバーの携帯番号も聞いていました。
しかし帰りに迎えにこずにタクシードライバーに何回電話しても「行かない」の一言。

ハノイタクシーに電話しても英語が通じず。
それでも30分近く粘って片言英語が話せるオペレータが登場。
どうにか事情が伝わり、別のタクシーを手配してくれることに。

片言英語ができると言っても、どのくらい英語が伝わないかというと、オペレータは新しく手配したタクシーのナンバーを
「514」を「ファイブ ワン フォー」と言うと同時に「ファイブハンドレッド サーティーン」と言うのです。
こちらが「ファイブハンドレッド フォーティーン?」と聞いても「ノー」と。
また「ファイブ ワン スリー?」と聞いても「ノー」と言います。
何回確認しても
「ファイブ ワン フォー」と言うと同時に「ファイブハンドレッド サーティーン」
と言うのです。
たぶんオペレータの彼女は「14」を「サーティーン」と勘違いしているだけなのですが。
うーん、私も数字くらいはベトナム語で言えたり、タクシーを呼ぶぐらいはベトナム語で出来るようにならないといけませんね(^^;


さて、競技場に無事に「514号車」が来ると、今度はタクシー難民と化していたベトナム人の若者連中が乗り込もうとするので阻止(笑)

極めつけは、タクシーに乗り込んで走りだそうとすると、今度は日本人の若者たちが窓を叩いてきました。
そして
「私たちが『予約』したタクシーです!」
と平然と言ってきました。
私が
「何番のタクシーを予約しましたか?。私たちはこの514号車を予約しました、
というと
「チェッ」
と。

ベトナム人以上にこの日本人に驚いてしまいました。
アジアカップの時は困っている日本人サポーターを救援しましたが、こういう日本人にはそんな気も起きません。


また意外だったのが、タクシー会社が(先ほどのオペレータが)私たちが事前に予約をしていてことをちゃんと理解していたことです。
というのは、タクシーの予約は事前にアパートのレセプションを通して予約していました。
そしてタクシーに乗り込むと、新しく手配された「514号車」のドライバーが、行き先として私たちのアパートの名前を先に言ってきたのです。
先ほどのオペレータとの会話でも、アパートの名前は私からは言っていません。
伝えたのは、事前の予約時に通知された(迎えに来なかった)タクシーナンバーとこちらの携帯番号だけ。
つまり、タクシー会社には事前予約を受けたときに手配したタクシーナンバーと予約の内容(往復の行き先)が、なんらかの形でリスト化されているということです。
ちゃんとこういうことが出来ていることに驚きました。

ベトナム人は会社でも社会生活のなかでも、このような「管理」がちゃんと出来ないのです。
仮にこのような管理を始めても、長続きしないのです。
それだけに、今回のタクシー難民で、妙に関心してしまいました。

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siam_breeze@モバイル/HTC Kaiser