タイのセブンイレブンがベトナム進出計画

siam_breeze@モバイル/HTC Kaiserです。

タイでセブンイレブンを展開しているCPセブンイレブン(最近、社名が変わりましたっけ?)は、ベトナム進出を計画しているようです。

ベトナム資本企業への一括フランチャイズ方式になるのか、直接経営するのかは不明です。

ベトナムにはKFC、ロッテリア、グロリアジーンズコーヒーなど外資のファストフードも進出しておりますが、そのほとんどが直接経営か資本参加です。
これにはまだベトナム資本企業には、フランチャイズ契約金が高い、店舗運営費用が高い、店舗運営ノウハウがない、親企業が求める経営管理と品質管理が出来ない、という理由のようです。

また、これら外資系ファストフードはベトナムの庶民物価からみれば高価なものです。
庶民物価と国際的ファストフードの物価の乖離がもう少し近づけば、これら外資系ファストフードももっと参入しやすくなるでしょう。

そして、マックやスタバもベトナム進出を視野にいれているようです。


ここからは全くの私見ですが、これら国際的なファストフードやコンビニエンスストアを、地場企業で運営できることというのは、かなり高度な管理能力と資金力が求められます。
KFCを覗いて見れば、客がチキンの骨などをペッペっとお店の床に吐き捨てている光景が見られます。
また、グロリアジーンズコーヒーでは相変わらずオーダー間違いが多発しています。
資金力は別として、ベトナムが今後発展していくためには、この管理能力という点がアキレス腱になると思います。

しかし、ベトナムにこれら国際的なファストフードやコンビニが増えて、現在の屋台や個人経営の無数の小さな飲食店が無くなっていくのは寂しい気もします。
まあ、あと20年は大丈夫だと思いますが。ベトナムの屋台や小さな店はベトナム庶民の胃袋を支えていますので。

西洋人は自国の文化、言葉、食生活を他国でも求めます(その結果がいまのバンコクかな?)、やはりその国独自の食文化は維持して欲しいものです。
というわたしも、バンコクではスタバを求めていましたが(^^;;;;。
でもKFCやマックはほとんど利用したことがありません。

これらファストフードは生活を便利にするのでしょうが、一方でその国の、国民の味覚を変えてしまう、食文化を変えてしまうような気もしています。

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siam_breeze@モバイル/HTC Kaiser