上半期の海外派遣労働者数は4万2059人

ベトナム政府によると2008年上半期の海外派遣労働者数は4万2059人だったそうです。

ベトナム政府は毎年、海外派遣労働者数に目標を設けていますが、今年の目標は8万5000人。

派遣先上位は、台湾に1万7252人、マレーシアに6233人、韓国に6431人、ついで日本が2346人、マカオに1277人です。


自国での労働環境が整えないからの政府による海外労働派遣なのか、外貨獲得なのか・・・。
労働派遣と称して、かなりあやしい業者がゴロゴロといるそうです。

それにしても、この国は、「自国産業、人材を育成し、工業国家を目指す」じゃないのでしょうか?
そういうときに、「海外労働派遣」という方針はやっぱりおかしい。
実際に聞いてみると、単純労働だとベトナムで働くより海外労働派遣に出たほうが賃金が高いから、どんどん海外へ人を出す、という自治体もあります。

やはりやっていることがチグハグなベトナム政府です。