ハノイでも犯罪が増加傾向

比較的治安が良いとされてきたハノイですが、このところのインフレの影響か、犯罪が増えているそうです。

先日も、ハノイの交番に武装した泥棒が強盗に押し入り、現金や携帯電話が盗まれるという事件が起きています。
また、ベトナム人の若者がお金欲しさに、ベトナム人カップルを襲う事件なども起きています。
旧市街やホアンキエム湖周辺でも観光客にしつこくまとわりついている間に、別の仲間がカバンから財布を盗んだりする事件も起きています。

ベトナムでは窃盗に対しては非常に罪が重いです。
とある日系企業若い女性従業員がその会社の最終製品をいくつか盗んだのが見つかり、確か禁固30年以上の実刑判決を受けています。
また、窃盗金額が100万円か200万円ぐらいで「死刑」となっているそうです。


直接的ではないにせよ、ハノイで外国人からボッタクリする土産店や商店や市場も、一種の窃盗だよなぁ(笑)。

どこへ買い物に行っても「ぼったくる」から、買い物そのものがストレスになってしまう人もたくさんいます。
でもこれがベトナムの現実なんです。
「貧しさ」と同時に、やはり比較論としての「民度が低さ」というのが存在しています。比較論としての「モラルの低さ」といってもいいかもしれません。
私自身、ベトナムでは生活に必要な最低限の出費しかしなくなりました。
結局、「気持ちよくお金が使えない国」なんですね。


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siam_breeze@モバイル/Treo Pro