JALとANAが特別便運行

スワンナプームも明日土曜日も閉鎖が決定されました。

そして一部のフライトはバンコクの南東部にあるウタパオ空港から発着されることになったようです。

これに対応して、JALANAが特別機をウタパオ空港から飛ばすそうです。
ともに空(乗客無し)でジャンボを日本からウタパオ空港へ飛ばし、ウタパオ空港で乗客を乗せて日本へ飛ぶそうです。
ウタパオ空港発の時間は、JALが29日午後1時で成田へ、ANAは29日午後1時半発で羽田へ着陸するそうです。


さて、タイはどうなっていくのでしょう?
ソムチャイ首相は空港周辺に限った限定厳戒令を発令、警察に占拠しているPADの排除を指示するものの警察はまだ動かず、軍部も首相退陣を進言するものの静観。王室にも表面的には動きはなし。
一方で、PAD側は今日で空港占拠は収束させる、という噂も飛んでいるようです。

それにしても、「国の玄関口である国際空港をこう簡単に占拠させてしまい、また占拠後もなんら排除活動をしない」という「事実」だけを捉えると、やっぱりタイはAmazingです。

スワンナプーム空港は乗客だけが利用しているのではなく、莫大な貨物を扱っています。
貨物においても周辺諸国ハブ空港になっています。空港が閉鎖されたことにより、タイのみならず周辺諸国の経済活動に影響が起こっています。しかし、タイの誰一人としてこんなことは理解していないのでしょう。

今回の件は、近代史の大きな汚点の一つになるでしょう。