TouchPro2レビュー(日本語化)

  
  
さて、何回かにわけて気まぐれにHTC Touch Pro2のレビューをします。

まず、日本語化ですが、Asukalさんのe-china for Diamondを使用しました。
http://asukal.net/blog/?p=656
TouchPro2の場合、このままでOKです。reloadnls.exe や UseMynls.exeは必要ありません。

そして、次のレジストリを変更することで、Today画面のTouchFlo3Dの一部が日本語化されています(キャプチャ画像参照)。
HKCUのMUIを411に変更。
ただ、これで一部のメニューが日本語化されますが、一部おかしなところがあります。
たとえば、カレンダーの「新規の予定」と表示されるべきところが「新規のゲーム」と表示されます(笑)。


続いて日本語入力ですが、私はATOK for WMを選びました。
インストールするときに若干注意点があります。(先達のシックハックに感謝)

(1)まず、ATOK for WMをインストール。
(2)インストール後に再起動を聞かれますが、再起動はしません。
(3)続いて、ATOKのパッチ(JUSTSYSTEMのサイトから )をインストール。
(4)インストール後に再起動を聞かれますが、再起動はしません。
(5)WindowsフォルダにあるATOK関連のファイル(ファイル名はATOK〜ではじまります)の拡張子を全て小文字に変更します。
(6)そして、ここではじめて再起動(再起動アプリ使用)します。

これで基本的な日本語の読み書きができるようになります。

入力SIPですが、私はとりあえずHappyTappingKeyboard(HTK)を使っています。
ポートレート画面の場合、このHTKのソフトキーボードを表示させ、IMEのON/OFFも含め使用します。

TouchPro2のスライド式ハードキーボードの場合ですが、PQzIIでIMEのON/OFFを切り替えています。
ON/OFFの切り替えですが、とりあえずスペースキー左横の「(緑色)SYM」(キータッチとしては[FN]+[,])に割り当てました。
この「(緑色)SYM」のキーコードは「0xE9」です。
各キーのキーコードはPQz_CHECKで調べられます。

[PQz_CHECK]
http://www.nicque.com/PQz/PQz_CHECK.htm

これで、TouchPro2のハードQWERTYキーボードでもSIPのON/OFFが可能となり、日本語もさくさくと入力できるようになります。


雑感を少し。

TouchPro2ですがポートレートで使う場合、ハードキーが少ないのがちょっと使いにくいですね。
TouchPro2にはカメラボタンすらありません。

また、特に従来のWindowsMobile SmartPhoneにあったセンターボタンでの上下左右の動作ですが、センターキーの無いTouchPro2ではこれが出来ません。
たとえば、WeatherCockやKTPocketLauncher2、nPOPなどではセンターボタンの左右キーを動作に用いているので、SIPを表示させて矢印キーで操作させないといけない場合があります。
各アプリがTouchFloに対応してくれるのを待ちましょうか。

とりあえず今回はこのへんで。