円借款収賄事件（PCI事件）のベトナム側の判決

国家レベルの問題となった、円借款に関する収賄事件（PCI事件）。

やっとベトナム側の被告に対する判決が出ました。
主犯のフイン　ゴック　シー（プロジェクトの管理委員長）に禁固3年、レー　クア被告（副管理委員長）に禁固2年という実刑判決でした。

だけど、今回の裁判の論点がおかしいと思うのは私だけ？
多額の収賄容疑のはずなのに（日本側PCIはそれを認めている）、今回の裁判は、PCIに水増し賃料で又貸しした事務所の賃貸料の着服だけが対象となっています。

このような経緯や結果をみても、ベトナムは本気で収賄への取り組みをしていないことがよくわかりますね。
もしそんなことをしたら、ベトナム現政権そのものがなくなってしまいますから。

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