SFチックな夢

先日、妙にリアルな感覚の残るSFチックな夢を見ました。
しかもその夢をかなりはっきりと覚えています。

街に「医療機関・身体復活美容室」という店があり、私はそこへ入ります。
場所は日本です。


入ると、パンツ1枚になって、金属製の台の上に乗ります。部屋もすべて金属で出来ています。
若い女性が私の両足のつま先に電極のようなものを取り付けます。
また、左手の先にも電極のようなものを取り付けます。
その後10分ぐらい金属製の台の上に立っています。
若い女性は「いま、充填中ですからあまり動かないでね」と。


10分経つと老婆が出てきて、私の右足と左足の電極が取り付けられている部分をトントンと叩き始めます。
すると電極が取り付けられている爪先に軽いシビレのようなものが発生します。
老婆はトントンと私の爪先から足の甲へかけて叩き続けます。
すると爪先の軽い痺れが徐々に足の甲へ、そして足首というよに身体の上部へ移動していきます。
どうやら老婆はこのシビレを移動させるために叩いているようです。
軽いシビレとともに、皮膚の色が茶色に変わっていきます。痺れの移動と皮膚の変色が連動しているので、シビレたところから皮膚の色が茶色になっていきます。
爪先からシビレと変色が10cmほど足首の方へ移動すると、老婆はまた爪先を軽く叩き始めます。
すると爪先のシビレが無くなり、それと同時に爪先あたりの皮膚の色が普通の色に戻るのです。
つまり足の一部に10cm幅ぐらいの茶色の部分があり、その部分のみがしびれているのです。
今度は老婆は、その10cmぐらいのしびれた部分を軽く叩いて、更にしびれを身体の上部に移動させます。
老婆と若い女性は「かなり濃い茶色だねぇ」「これはかなり重症だねぇ」ということを話しています。
どうやら、疲れがたまっていたり、身体に悪い部分があるほど色が濃くなるようです。


足首から太ももへシビレの帯と茶色の帯は移動していきます。
このとき、身体の悪い部分に茶色帯のシビレがくると、ズド〜ンと重い痺れに変わります。
私は足首とか膝などを故障しているので、この部分でズド〜ンと重い痺れに変わります。
老婆は軽く叩いているだけでそれがわかるらしく、
「うんうん、この部分がかなり傷んでいるね」と言って、叩くのをやめます。
するとシビレと茶色の部分がその部分で動きを止めます。
ズド〜ンズド〜ンという感じで重いシビレが身体の悪い部分で留まります。
若い女性が「あまり長い時間はだめよ」みたいなことを言って、老婆はまた軽く叩き始め、シビレと茶色帯が身体の上部へ移動していきます。


太もも、胴体と上部へ上部へ移動し脇の下で今度は右手と左手に移っていきます。
この間、老婆も「腰がかなり悪いね」などと言って叩く手をやめたりします。するとその部分でシビレは留まり、重いシビレが停滞します。
また、右肘をテニスエルボーで壊しているので、その部分になると老婆は「こりゃ、治らなんかもね。手術が必要かもね」と言いました。
右手と左手の指先にまでシビレと茶色帯が移動すると、再び脇の下に戻ってきて、今度は顔、頭へ移動していきます。
目が疲れているのか、目の部分でかなり「ピリピリ」という痛みが生じたり、脳みそにもかなり重い痺れを感じました。


そうそう老婆はこのシビレと茶色の帯を軽き叩きながら移動させているときに、私の目には「移動している」と見えていても、完全に体内を移動できていないシビレが体内に残っているのか、老婆はシビレを移動させながら
も、先ほどまでしびれていた部分を「こうしないと、シビレが逃げちゃったり、身体の中に残っちゃうからね」と軽く叩いて、今しびれている部分に集めるようにしています。
特に顔や頭部では「丁寧すぎるほど入念にやらないと、脳に残っちゃうからね」と言って、老婆は頭の向きを変えながら軽く叩き続けます。
そして、シビレと茶色い帯が頭部を一周すると、老婆はシビレを電極のつけられた左手の指先にシビレと茶色い帯を集め始めます。
5本の指が全てかなり濃い茶色に変色して、ジンジンとかなり強いシビレを感じます。
若い女性が「こんなになるまで放っておいちゃだめじゃない!」と言います。
老婆が「今回一回だけじゃダメだね。また3日後においで」と言います。


若い女性が別の女性を呼んでいます。
今度は中国人の老婆がやってきます。
手に直径3mm長さ20cmぐらいの(かなり太く長い)釘のような針をもっていて、私の左手の甲を触り始めます。どうやらツボを探しているようです。
先ほどの老婆は「あとはよろしく」というようなことを言って私の前を離れます。
中国人の老婆の手の動きが止まると、エイっと針を私の手の甲に刺します。
刺された瞬間だけチクっとした痛みがあるのですが、それ以外は全く痛みを感じません。
そして、濃い茶色だった左指やシビレが、その針に集まっていくのです。
10分ぐらいそのままにしたのち、中国人老婆が私の手の甲から針を抜きます。
抜いたあとの手の甲には小さな赤い斑点があるのみで痛みも何もありません。血も出ていません。


今度は医者が出てきました。この医者もなぜか若い女性。
医者がその針を装置の中に挿入すると、ディスプレイに数字の表示が出てきます。
その数字は「5xxx」と表示されています(xxxの部分は覚えていません)。
またもう1つの数字には「13xx」という数字が表示されます。
医者は、この数字を見ながら私に、
「ほら、今日だけで5xxxも取れたのよ。これはすごいことよ」
「でも、まだ身体の中に13xxも残っているのよ。普通の人は300よ」
「でも内臓は綺麗ね」
といいます。


そして、
「こんなに疲れが溜まっているなんて、あなたはどういう仕事をしているの?。ちょっと珍しいわよ」と聞いてきたので、
ベトナムで働いてます」と答えると、中国人の老婆が日本語で、
ベトナムにいるとこうなっちゃうんだよね。私の爺さんもベトナムで働いて死んじゃった」と言い、医者は、
「だから最近、ベトナムのJICAや海外医療センターから紹介されてくる人が多いのね」と。


医者の診察が終わると、私の両足と左手指先から電極が外され、次回の予約を3日後に取り、その部屋を出ると、今度は美容院にあるような洗髪台へ案内されます。
そこにも若い女性がいて、私の髪を洗い始めます。
若い女性が「シビレが髪の毛に入っちゃうとなかなか出てこれないの。シビレが髪の毛に入っても何も感じないでしょ?。髪の毛には神経がないからなのよ。だからこうやってシャンプーするの。するとシビレはシャンプー
の泡と一緒に外にでてくるのよ」と。

ここで夢が終わりました。

いやはや、妙にリアルで目覚めてもこれだけのことをはっきりと覚えているSFチックな夢でした。
ちなみに、最後の洗髪をしてくれる女性が一番若くてかわいかった(笑)。

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