また食の安全に関わる問題

siam_breeze@HTC Kaiserです。

ハノイで、食品加工に使用禁止とされている塩酸、硫酸、硝酸などが入った米酢が見つかったそうです。

また、今年に入ってベトナム産醤油に発がん性物質3-MCPDが含まれていることが発覚し、ベトナム国内でも社会問題になりました。
この件について、政府や保健局は、HCMC保健局のザン副局長が2001年にこのことを発見していながら、意図的に隠蔽していたことを突き止めていたようです。

こうなると誰もが考えるのが、この副局長が、この件をネタに醤油メーカーに賄賂を強要したか、醤油メーカーが発覚を恐れて賄賂を贈ったか、ということです。

ベトナムでは「賄賂」は悪いことではありません。
「賄賂を貰う立場」になることを望んでいるベトナム人は多いのも事実です。
それが「力」なのです。
そのため「不正」も「見つからなければいい」と言い、「自分が儲かるための不正」をみすみす見逃すのは愚の骨頂という風潮があるのも事実です。
しかし、その「賄賂」も、独り占めしてしまうと「チクリ」が入るのはどこの世界でも一緒のようです。
多くは語りませんが、このようなことは、本当に身近に感じることができます。

最後は今回のエントリーのタイトルとは関係のない話になってしまいました。

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siam_breeze@モバイル/HTC Kaiser