WM WiFi RouterでKaiserをWiFiアクセスポイントにする


先日、「Kaiserへの質問まとめ」をエントリしました。
http://siam-breeze.seesaa.net/article/88757293.html

その後のDMのやり取りや新規のDMでお問い合わせが多かったのが、KaiserにWM WiFi
Routerというアプリを入れてWiFiアクセスポイントにする問い合わせです。

[WM WiFi Router]
http://www.wmwifirouter.com/

このアプリはWindowsMobile端末をWiFiアクセスポイントしてしまうアプリです。
同様の機能を持ったアプリにZERO Proxyがあります。
NOKIA用でしたら、JoikuSpotというアプリに相当します。

このアプリを使うと、

 Network--[GPRS接続]--Kiaser●ミ(←WiFiアクセスポイント) 

という使い方が出来ます。
EMONSTERの場合、[GPRS接続]というところを[EMOBILEのネットワーク]と置き換えることができると幸せになるのかもしれません :p


さて、KiaserにWM WiFi Routerの最新版を入れて稼動しました。
Kaiser側で特に設定することはありません。
年初に、以前のバージョンを入れたときに、どこかの英語サイトで「まず、WiFiをONにしてから、WM WiFi
Routerを起動する」と読んだことがあったので、それだけはおまじないのつもりで行いました。
また、WM WiFi Routerが使うGPRSアクセスポイントは指定しておきました。

キャプチャ画像は、KaiserでWM WiFi Routerを稼動時の状態と、NOKIA
N82からKaiserをWiFiアクセスポイントとして接続している状態です。
WindowsMobileやNOKIAのユーザーなら、このキャプチャ画像を見ていただければ、状況がわかっていただけると思います。

KaiserのWiFiをONにして、WM WiFi Routerを起動し、Connectを押します。
たったコレだけです。ハイ。簡単。猿でも出来ました :)
なので特に説明することないです(^^;;;;

キャプチャ画像を順に追って簡単に説明します。
まずは、KiaserがGPRS接続(ベトナムMobiFoneを使用)し、かつWM WiFi RouterでWiFiアクセスポイントになっているところです。
2番目は、WM WiFi Routerの接続状況のログです。
3番目は、DHCPの状況です。
4番目は、NOKIA N82WiFiアクセスポイントを検索したところです。(WMWiFiRouterという名前のアクセスポイントとして検知されます)
5番目は、その内容です。
6番目は、その内容です。
7番目は、実際にKaiser(WMWiFiRouterというアクセスポイント)に接続している状況です。


NOKIA N82からは、標準WEBブラウザ、標準メールソフトそれぞれで、Kiaser(WM WiFi
Router)をWiFiアクセスポイントとしてアクセスすることができました。
単なるWEB Proxyだけではないということです。

しかし、難点もあります。
先日の「Kaiserの質問のまとめ」にも書いたように、Kaiserのバッテリーの弱さです。
WiFiルーターとして使っていても、バッテリーはどんどん減っていきます。

また、WM WiFi Routerの動作前提として、Internet Sharing(ICS)がインストールされていることが前提です。
EMONSTERにInternet Sharingが殺されずに入っているかどうかは、EMOBILEのみぞ知る、でしょうか? :p
日本の量販店にはEMONSTERホットモックも置いてあるようなので、調べてみては如何でしょうか?
もし入っていなければ、ググってみるか、暗黒サイト、ぢゃなかった、我らのxda devあたりで検索すると幸せになれるかもしれません。

KaiserはBluetoothモデムにもなりますし、PCとUSB接続してもモデムとして使用することもできますので、モデム化の選択肢としてはWM
WiFi Routerとあわせて3つの選択肢があるといえます。

EMONSTERが発売された後に、EMONSTERで使用した時のレビューは各所で登場しそうですね。「繋がらなかった〜」という苦情は受け付けません(笑)。あくまでも、私のKaiserは海外で販売されているKiaserですので・・・。ということまで書いておかないといけないのが悲しいけど・・・)