クレジットカードが勝手に止められた

知らないうちにクレジットカードが止められてしまいました。

最後に使ったのは先週の月曜日(4月14日)。
この週末、amazonポケゲーなど、どのネットサイトで買い物をしても、カードがrefuseされてしまいました。
(カード認証がおりない)


そこでカード会社に電話して、全容がわかりました。

・1月、2月にタイで高額の決済をしている
・4月14日の「同一日」に、日本、ベトナムシンガポールで高額の決済(合計で月間使用限度枠に近い金額)をしている。(←実際に全て私がネット決済しています)
・また、カードの世界各地での利用が多い(確かにホテルの予約サイトなどや通販で使っているから、いろんな国の会社からの決済になっている)
・ということで、スキミング被害(カード情報を盗まれて、他人に盗用される被害)の可能性があって、4月15日にカードを止めた

とのことでした。

カード会社はカード決済の情報を様々な条件でスキミング被害かどうかを判断していますが、この条件に私の利用方法が当てはまってしまったのでした。

通常、このような場合は、必ず本人に利用実績を確認するのですが、私には確認がありませんでした。
私がカード会社に登録している連絡先は「日本の実家」「日本の会社」「ベトナムの携帯番号」の3つです。
日本の実家に電話しても誰もでなかった、日本の会社に電話しても不在と言われた、ベトナムの携帯電話には電話しなかった、とカード会社は言っています。

そしてこのカード会社のセキュリティ部の責任者らしき人物と話をしましたが、
「本来は本人確認してから止めるべきだが連絡が取れなかったので勝手に止めた」
ベトナムの携帯に電話しなかった」
「事後の報告もしていなかった」

という点を、ひたすら謝っていました。
この対応はかなり問題がありますね。


今回、私の利用実績が「スキミング被害の可能性あり」と判断されたのは、
「タイでの利用(ここでスキミングにあったのではないか?とシステムが判断)」→「同一日(4月14日)に日本、ベトナムシンガポールと違う国々で高額の利用(同一日に違う国での利用が同時にある→スキミング被害とシステムが判断)」
という条件からだそうです。

もちろん、全ての利用は、私自身が利用したものなので、その利用実績一点一点を確認することで、カード利用が出来るようになりました。


実際に、タイはカードのスキミング被害が非常に多いところです。
空港の免税店、一流ブランド店やショッピングセンターや危ない飲み屋などで、かなりの被害があります。
私の友人達もかなり多くが被害にあっています。
実際にタイでスキミングされたあと、翌日には、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、香港など世界各地でそのクレジット番号での一斉買い物がされます。
スキミング情報は「生鮮食料品」と同じなので、短期で世界中でその番号が売買されているようです。

私は幸いにもまだ被害にあっていませんが、被害がなくても今回のように「スキミングの可能性あり」とシステムがアラートを出しているのです。
私は最低でも週に一回、カード会社のネットシステムで利用実績の確認をして、スキミング被害にあっていないか確かめています。
今回のように勝手にカードが止められている場合、カード会社のネットシステムにログインしても、なんらその旨のインフォメーションはありませんでした。