PCI汚職事件、その後

ODA発注に伴なうPCI汚職事件、日本では前社長などが逮捕され公判で起訴事実を認めていますが、ベトナム側はほとんど捜査がされていませんでした。

捜査を担当する公安省は「捜査は上層部からの指示待ち」とコメントしています。

しかし、ここへきて、やっと操作に進展があったようです。

ベトナム共産党ホーチミン市委員会は、PCIに賄賂要求したフイン・ゴック・シーの職務を停止することを決定しました。
しかし、今後の捜査、処罰などはまだ不明です。

このような賄賂、決して彼が独り占めしたものではないのは、ベトナムの常識です。
彼が得た賄賂は、更なる上層部などに分配されているはずです。
捜査が進展するのか、トカゲの尻尾切りで終わるのか・・・。

対外的には「処分した」と公表しておしまい、というような気がします。

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siam_breeze@モバイル/Treo Pro