ノイバイ空港で無許可タクシー運転手が警備員から暴行

ノイバイ空港では一般のタクシーは営業できないことになっています(これも人によって言うことが違うので未だに不確かですが)。
よって、現在は通称「Airport Taxi」と呼ばれる3社独占状態です。

そのため、一般タクシーや白タクがタクシーを空港敷地外に置いておき、空港で客に声をかける営業活動(?)をしています。
このような一般タクシーや白タクの料金は、Airport Taxiより高いし、客とトラブルの基にもなっています。
私が空港から出てくるときもこれらの勧誘はうざったいです。
時々、空港職員が巡回していますが、こういうときに彼らは蜘蛛の子を散らしたように逃げたり、何気なく空港の中を横切るなどして逃げています。
たぶん、この巡回のときでしょうが、空港内で営業活動をしていた一般タクシーの運転手が空港警備員に暴行を加える、というニュースがありました。

私が普段の空港を見ていると、確かに警備員や職員巡回時に、白タクや一般タクシーの運転手やその手下が口論しているのも見かけますが、たいていはおとなしく引き下がるか、前述のように、巡回がはじまるとその場から
いなくなります。
今回の暴行は、きっと巡回している警備員に運転手が口で激しく口論しちゃったんだと思います。

権益独占の国ですから、根本的な解決は難しいでしょうが、バンコクシンガポールのように、Airport Taxiと一般Taxiとそれぞれが営業できるようにすればいいだけなのですが。
では、Airport Taxiと一般Taxiの違いは?というと、車両やサービスなどにほとんど差が無いのも事実です。
Airport Taxiは空港からハノイ市内であれば一律16ドルですが、一般Taxiはメーターを使うときもあれば、Airport Taxiと同じ料金で営業活動をしていることもあります。

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siam_breeze@モバイル/Treo Pro