世界生計費調査でハノイが58位に躍進?

アメリカのコンサルティング会社のマーサーによると、「世界生計費調査2009」で、ハノイが91位から58位に、サイゴンが100位から69位へと躍進しています。

ドン・ドル相場ではドン安が進み、インフレ率がここ1年で上昇したことが理由のようです。

都市部ではインフレが進み、生計費が上昇しているのは、外資系企業の賃上げ率を見ても明白です。
生計費や賃金の上昇率の加速度は、数年前のタイや中国の2倍くらいのスピードでしょうか。

一方で、生活が豊かになっているのも事実です。
3年前、ハノイへ赴任した当初、髪の毛を染めたりカラーリングしている子はほとんどいませんでしたが、今は普通に見ることができます。
また、髪の毛を束ねるのにほとんどの子が「輪ゴム」を使っていましたが、今は様々な色の髪留めのゴム(なんていうのかな?)などを使っています。輪ゴムを使っている子を探すほうが難しいほどです。
そしてスタッフクラスになるとほとんどの子たちが「デジカメ」を持つようになりました。
化粧をする女性も増え、服装もおしゃれになってきました。
豊かさに関しては、やはり「女性のおしゃれ」というのが一つ尺度としてみることができます。
ただ1点要望、やはり毎日歯を磨いたり、シャワーを浴びて欲しいものです・・・。

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siam_breeze@モバイル/Treo Pro